【40代 友達いない】気づいたら一人もいなくなっていた男へ|それは異常じゃない

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#眠れない夜の人生相談 気づいたら一人もいなくなっていた男へ
それは、異常じゃない

よう、ブラザーズ。今夜も起きてるんだな。

スマホを開いて、ふと思ったんじゃないか。連絡できる相手が、いないって。

LINEのトーク一覧を上から下まで見ても、仕事の連絡か、家族か、宅配の通知ばかり。「ちょっと飲もうぜ」って、軽く送れる相手が、一人もいない。気づいたら、そうなってた。

いつからだろうな。学生の頃はあんなに群れてたのに。会社に入った頃は、同期と毎週のように飲んでたのに。それが、いつの間にか。誰とも、繋がってない。

そして今夜、お前は検索したんだろう。「友達 いない 40代」って。その指で、その言葉を打ち込むのは、けっこう勇気がいったはずだ。今夜は、その話をしよう。

深夜にスマホを見る男性

結論:友達がいなくなるのは、お前が欠陥品だからじゃない

今夜の結論
40代で友達がいない。それは異常でも欠陥でもない。むしろ、多くの男が通る道だ。お前一人が、おかしいわけじゃない。

統計でもよく言われることがある。中年以降、男は女よりも孤立しやすい、とな。理由は後で話す。だけど、まず覚えておいてほしいのは、これは「お前が冷たい人間だから」起きたんじゃないってことだ。

人間関係ってのは、放っておくと自然に減っていく。水が低い方へ流れるみたいに、当たり前に減る。これは重力みたいなもんだ。

逆に言えば、ダメなのはこういう男だ。「友達がいないのは、自分に価値がないからだ」と自分を責め続ける男。「もう手遅れだ」と、夜中に何度も自分を殴る男。そっちのほうが、よっぽど危ない。

孤立そのものより、孤立を「自分の罪」だと思い込むことのほうが、お前を削っていく。

な、ブラザーズ。まず、そこから手を放そう。

なぁ、知ってたか。男の友情は「並んで」できてる

少し、知識の話をさせてくれ。よく言われることなんだが、男と女では友情の作り方が違うらしい。

女性は「向かい合って」関係を作る傾向がある。顔を見て、話して、気持ちを共有する。会話そのものが繋がりになる。一方、男は「並んで」関係を作りやすい。同じ方向を向いて、何かを一緒にやる。部活、仕事、ゲーム、釣り。肩を並べて、同じものを見る。その「共通の活動」が、繋がりの土台になってる。

ぶ/向き合う男性

ここに、男の孤立のカラクリがある。学生時代は、勝手に「並ぶ場所」があった。教室があって、部活があって、毎日顔を合わせた。会社に入っても、最初は同期と並んでた。

だけど年を取ると、その「並ぶ場所」が一つずつ消えていく。部署が変わる。転職する。結婚して生活が変わる。子どもができて、休日が消える。並ぶ場所がなくなれば、男の友情は、するりと手から落ちる。

これはな、お前がサボったからじゃない。男の友情の作り方が、そもそも「環境依存」だってだけの話だ。ここを覚えておいてほしい。

「向かい合う」連絡が、男には重い

並んでた相手と、いざ会おうとする。「久しぶりに飲もうぜ」ってLINEを打とうとする。でも、指が止まる。なんでだろうな。

これも、さっきの話と地続きだ。並んでた関係を急に「向かい合う」関係にしようとすると、男はやたら重く感じる。「何を話せばいいんだ」「変に思われないか」「向こうは迷惑じゃないか」。共通の活動っていうクッションがなくなった瞬間、ただ向き合うのが、妙に照れくさくて怖くなる。

だからな、ブラザーズ。連絡できないのは、お前が冷たいからじゃない。「向かい合う」のが、男にとって元々ハードルが高いってだけだ。その照れくささを、自分の欠陥だと勘違いするな。

仕事が、友達の「ふり」をしていた

40代の男が孤立しやすい理由は、もう一つある。仕事だ。

20代、30代、お前は忙しかったはずだ。仕事の付き合い、取引先、同僚との飲み。毎日、誰かと喋ってた。その時こう思ってたんじゃないか。「自分には、それなりに人付き合いがある」と。

だけどな。その繋がりの多くは「役割」で繋がってたものだ。肩書きや、業務や、利害で繋がってた。それが悪いわけじゃない。ただ、役割が消えると、その繋がりも一緒に消える。異動した瞬間、あれだけ喋ってた相手とぱったり連絡が途絶える。経験あるだろう。

仕事が、友達の「ふり」をしてくれていた。そのおかげで、お前は孤独を感じずに済んでた。だから、ふと立ち止まった40代の夜に、急に気づくんだ。「あれ、本当の友達って誰だったっけ」って。

これは、お前が薄情だったんじゃない。蓋が外れた今、それを直視できてるお前は、むしろ正直な男だよ。

「弱音を吐ける相手」を、男は手放しやすい

もう一つ、根の深い話をする。男は年を取るほど「弱音を吐く相手」を失っていく。これにはな、育てられ方も関係してると言われてる。

「男は泣くな」「弱音を吐くな」「自分で何とかしろ」。子どもの頃からそう言われて育った男は多い。その言葉は、お前を強くした部分もある。だけど同時に、「弱さを人に見せる回路」を細くしてしまった。

だから、つらい時ほど人を遠ざける。「こんな弱った姿、見せられない」「迷惑をかけたくない」。そう言って、一人で抱え込む。そして気づく。弱音を吐ける相手こそが、本当の友達だったんだと。その相手を、自分から手放してきたんだと。

兄貴の本音
これからお前が作るべきなのは、たくさんの友達じゃない。弱音をぽろっと吐ける相手が、一人いればいい。百人の知り合いより、一人のそういう相手だ。

静かに進むから、気づきにくい

孤立の一番やっかいなところは、急に来ないことだ。ある日突然、友達がゼロになるわけじゃない。一人、また一人と、ゆっくり連絡が減っていく。

年賀状が来なくなる。誘いが来なくなる。向こうも、お前と同じように生活に追われてる。お互いに「まあ、また今度」を繰り返す。その「また今度」が、十年積もる。気づいた時には、もう誰とも繋がってない。

でもな。ここで一つ、知っておいてほしいことがある。向こうも、同じ夜を過ごしてる可能性が高いってことだ。お前が「久しぶりに連絡したら迷惑かな」と思ってる、まさにその相手も。「あいつ、元気にしてるかな」と、ふと思い出してるかもしれない。

孤立は、片側だけで起きてるんじゃない。お互いが遠慮し合って、距離が開いてるだけのことも多い。

な、ブラザーズ。手遅れに見える距離は、案外、一通のメッセージで埋まったりする。

今日からできる実践

じゃあ、どうするか。大層なことはいらない。小さく、静かに始めればいい。

一人だけ、思い浮かべる

百人と繋がろうとするな。ふと顔が浮かぶ相手を、一人だけ思い浮かべろ。全部を取り戻そうとしなくていい。

用件のない連絡を、一通だけ

「元気か」だけでいい。「飲もう」じゃなくていい。返事が来なくてもいい。送った時点で、お前は一歩進んでる。

「向かい合う」より「並ぶ」を選ぶ

いきなり差し向かいで飲むのはキツい。ゴルフでもサウナでも釣りでもいい。男は、並ぶと喋れる。

新しい「並ぶ場所」を一つ持つ

昔の友達だけが友達じゃない。ジム、習い事、地域の集まり。同じ方向を向く場所に、ただ通えばいい。

期待を、下げておく

一回の連絡で昔の関係が戻るわけじゃない。種をまくつもりで、ゆっくりやれ。焦ると続かない。

やってはいけないこと

「自分は人として欠陥がある」と結論づける

孤立は環境の産物だ。お前の人格の問題じゃない。

過去の自分を、責め続ける

「あの時、連絡を返しておけば」。そう思っても過去は変わらない。責めても一ミリも前に進まない。

孤立を、誰にも言えずに抱え込む

これが一番危ない。弱音を吐けないことが、孤立を深くする。

「もう手遅れだ」と、自分で蓋をする

距離はいつからでも縮められる。手遅れな関係なんて、思ってるほど多くない。

そして、これだけは言わせてくれ。自分を、責めすぎるな。ここまで一人で頑張ってきたお前が、薄情なわけがないだろう。

— Ending —

今夜の兄貴から一言

40代で友達がいない。それは異常じゃない。男の友情は環境でできてるから、年を取ると静かに減る。仕事が友達のふりをしてくれていた蓋が、外れただけだ。

だからな、ブラザーズ。今夜、自分を責めるのはやめてくれ。連絡できなかったのは、お前が冷たいからじゃない。弱さを見せられなかったのは、そう育てられたからだ。お前は、ちゃんとここまで生きてきた。それだけで、十分なんだよ。

明日、無理に誰かに連絡しなくていい。ただ、一人だけ顔を思い浮かべてくれればいい。そいつもきっと、どこかで同じ夜を過ごしてる。お前が「一人だ」と思ってるその夜に、あいつも一人で天井を見てる。

孤独ってのは、不思議なもんでな。みんなが同じ孤独を、別々の部屋で抱えてる。つまり、その時点で、もう一人じゃない。

今夜は、ここまでにしよう。連絡は明日でいい。ただ、お前が思ってるほど一人じゃないってことだけ、覚えて寝てくれ。兄貴も、同じ夜にいる。

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